パートタイマーとは
パートタイマーも正社員と同じ「労働者」であり、労働法が適用されます。
パートタイマーを規定・保護している法律に
「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律」(いわゆるパートタイマー労働法)
が、あります。
ここで書かれている「短時間労働者」のことがパートタイマーです。
つまり、パートタイマーとは短い時間勤務する労働者のことを指します。
パートタイマー労働法では、パートタイマーの定義を
「1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」
としています。
また、総務省の労働力調査では、パートタイマーについて
「短時間労働者とは労働時間が週35時間未満の者」
と、定義しています。
つまり、パートタイマーであるか社員であるかは「労働時間の長さ」によってのみ決まるのです。
例えば、正社員と同時間働いているにもかかわらず、業務内容が補助的業務だからという理由で、パートタイマーとして扱うのは、法律に反していることになります。
また、パートタイマーも「労働者」であり、労働法が適用されますので、雇い主は正社員と同じく簡単には解雇できないのです。
正社員の就業規則があるように、パートタイマーの就業規則も職場にあるはずです。
派遣切りと同じように、年次有給休暇、残業手当など、正社員のそれらと比べ正当であるかどうか、確認することが自分の身を守ることにつながります。
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